☆ほっかほか☆

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こんにちは、保育士の蜂谷です。
今日は、子どもと利用者様のあったかエピソードをお届けします。

2月の風が強い日、子どもたちは塗り絵をしたり、レールをつなげて電車を走らせたり…と、思い思いに室内遊びを楽しんでいました。
そんな中、Ⅿさんのテーブルの上では、ネコの人形が音楽に合わせて踊っていて…でもⅯさんはネコには関心がないのか、目を閉じてじっとしておられました。音楽が止まりネコのダンスも止まると、どこからともなくタッタッタッとかけてきて、Ⅿさんのテーブルの前でピタッと止まったAくんとRちゃん。テーブル越しにⅯさんを見上げながら「Ⅿさん!とまっちゃったよ。」と話しかけたのです。
 Ⅿさんは、体格のいい男性のご利用者さん。あまりご自分から誰かに話しかけることもなく、時折独り言をおっしゃいますが、子どもたちが「おはようの歌」などを歌っていると「はい!はい!はい!」と合いの手を入れてくださいます。
 そんなⅯさんに「Ⅿさん!とまっちゃったよ。」と子どもたちが話しかけると…閉じていた目をゆっくり開いたⅯさんは「そうか。とまっちゃったか。」「どうしちゃったんだろうね。」と子どもたち。「どうしちゃったんだろうね。」とⅯさん。子ども「またやるかなぁ(始まるかなぁ)。」……… Ⅿさん「……。(目を閉じる)」
 Ⅿさんが返事をしなくなると、2人はスーッとそこから離れ、すぐに次の遊びを始めていました。
 この数分(?)いや数十秒(?)の何気ないやり取りでしたが、そこには、子どもとご利用者さんの心の垣根を越えたふれあいが確かにありました。
 私たち大人は、相手によって、話の内容や話しかけるタイミングなどを気にして、結局話しかけられないで終わってしまうことが幾度となくあります。(もちろん最低限の気づかいは必要ですが…)。でも子どもたちには、そんなバリアはありません。すっと相手のふところに入ることができます。
 そんな子どもたちだからこそ、Ⅿさんも優しい眼差しで答えてくださったのだろう、と思います。
こんな素敵なふれあいを間近で見ることができ、とても幸せな気持ちになりました。

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